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2020年という、日本にとって特別な1年に向けて
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ここでの出会いと発見を、
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東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで

2018.08.03

車いすラグビースーパープレイ!"ラグ車"、タックルで宙に浮く?!

Tokyo2020 NHK情報サイト「パラスポーツ情報」に連載している写真家・越智貴雄さんのコラムです。(2018/7/31掲載)

競技の激しさから"マーダーボール(MURDERBALL(殺人球技))"と呼ばれる車いすラグビー。バスケットボールと同じ広さのコートで行われ、ハードな競技に耐え得る15kg~20kgの重さの車いす(通称:ラグ車)を使用し、ボールは公式専用球(バレーボール5号球を基に開発されたもの)が使用される。

その試合中、いつも会場を沸かせるのは『タックルシーン』だ。夏季競技で、唯一体当たりが認められているのが車いすラグビー(タイヤの中心より後ろへの体当たりは禁止)。タックルの激しさとぶつかり合う金属音は何度聞いても心臓がドキッとする。
今回は、「車いすラグビー世界選手権」(8月5日~10日 *BS1で放送予定)直前企画と題して、日本代表攻撃陣の池透暢選手と池崎大輔選手の「"イケイケ"コンビ」に、3パターンのタックルを見せてもらった。
(タックルをするのはすべて池透暢選手)

タックル1:ボールを持った選手の動きを正面から止めに入る、名付けて「ど正面タックル」

池(左)の車いすは、タックルした勢いで高く跳ね上がり、相手の動きを完全に封じ込める。

タックル2:トライに向かおうとする道を阻もうとする、「幅寄せタックル」

池(左)の横からのタックルで、ボールを持った池崎(右)の進路を阻んだ。

タックル3:ボールパスを封じ込める「かぶさりタックル」

パスを出そうとする池崎(左)に対して、池はタックルの勢いで車いすの片輪を大きく浮かせながら手を伸ばしてパスを封じ込めた。
池の動きは、まるでバレーボールのブロックを見ているようだった。

余談ですが、このタックルの撮影、撮影開始からなんと3分で撮り終えた。
その場で「迫力とかっこよさを見せて欲しい」とお二人にお願いしただけで、すぐにこの3つのタックルを短い時間で見せてくれた。
さすが、世界を魅了するプレーヤー。カメラ位置も意識して頂きながらの、見事な感性と感覚。

8月5日に開幕する車いすラグビー世界選手権 「イケイケコンビ」のタックルにも注目だ!


車いすラグビー世界選手権 [NHKBS1]放送予定

予選リーググループA
6(月)
午前0:50(日曜深夜) 「日本」対「アイルランド」
午前8:50 「日本」対「ニュージーランド」生放送

7(火)午後2:50 「日本」対「スウェーデン」 生放送

8(水)午後7:00 「日本」対「オーストラリア」生放送
※準決勝などは時間が決まり次第お知らせいたします。

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この記事は、Tokyo2020 NHK情報サイト「パラスポーツ情報」内の「写真家・越智貴雄『感じるパラリンピックGallery』」に連載されたものです。

http://www.nhk.or.jp/parasports-blog/200/


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