ひとりひとりの2020に出会う。

2020年という、日本にとって特別な1年に向けて
スポーツを通じた絆を、
競技を支える人たちのドラマを、
世界に誇る日本の文化や芸術を、
誰もが参加できる社会貢献のあり方を、
さまざまな視点で切り取り、伝えていく。
ここでの出会いと発見を、
ひとりひとりが日本の未来を考えるきっかけに。
それが、“みんなの2020”です。

東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで

2018.01.09

[愛知県]力強く、流麗な空手の演武 家族とともに、さらに上を目指す

2017年3月、愛知県知多郡にある空手道場。気合の入った声が響き渡る。空手の基本稽古が行われている中、ひと際目をひく選手がいる。この4月から中学3年生になる堀場早耶(ほりば はや)さんだ。

お兄さんがやっていたこともあり、幼稚園の頃に空手をはじめた早耶さん。でも、当時は道場に行くのも嫌で、一度はやめてしまう。その後、お兄さんの試合を見に行ったのがきっかけで、「かっこいい」と思った早耶さんは、もう一度空手に取り組むことにした。そして現在、早耶さんの実力は全国トップクラス。空手の「形」で、好成績をおさめている。
では、早耶さんの取り組む「形」とは、どんなものなのか。「空手の『形』は、四方の相手を想像し、見えない相手との戦いを表現するもの。空手の真髄とも言われています」 こう語るのは、早耶さんが通う道場の館長である、桑子和也(くわこ かずや)師範。

早耶さんは、「形」に喜びを感じているようだ。「たくさんの人が見ている中で、自分一人で演武するのも気持ちいいし、いろんな人に見てもらいながら、自分の最高の演武ができるのはうれしい」

「(早耶さんに)才能があることは、誰が見ても明らか。やってる姿も絵になるし、性格もいい」 そう早耶さんに太鼓判を押すのは、指導にあたる三厨晴恵(みくりや はるえ)師範。早耶さんは、人一倍練習しているが、それを自慢することもないという。

早耶さんの空手には、「家族の支え」がある。早耶さんのお父さんは、自宅の和室に鏡を置いて、空手の稽古ができるように改装した。また、自身に空手経験はないものの、いつも早耶さんの空手のことを考えているという。

早耶さんのお母さんも、「自動的に家の中の年間行事は、空手中心。そこに部活が入ったり、学校の行事が入ったり」と語る。堀場家の柱は、空手なのだ。「いま空手をとられちゃったら、何をやるんだろうと思うぐらい、どっぷりつかっています」(お母さん)

早耶さんは、家族に支えられながら、努力を惜しまず、空手に取り組む。「空手をやっているときが一番楽しいです。いまトップで活躍している選手みたいに、いろんな人に憧れられるような、いつ見てもすごい形が打てるような、そんな選手になりたいです」(早耶さん)

東京2020オリンピックで、「空手」は、正式種目となった。「上にはうまい選手がいるので、もっともっとがんばらないと」と早耶さんは決意を口にする。早耶さんの「形」が、オリンピックの舞台で披露されるのも夢ではない。

▼インタビュー映像:
空手選手・堀場早耶さんとその両親、師範が、空手の奥深さを語る

▼ビューティフルジャパン 愛知×空手
http://panasonic.jp/bj2020/aichi/

ビューティフルジャパン公開日:2017年3月29日


Panasonic
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