ひとりひとりの2020に出会う。

2020年という、日本にとって特別な1年に向けて
スポーツを通じた絆を、
競技を支える人たちのドラマを、
世界に誇る日本の文化や芸術を、
誰もが参加できる社会貢献のあり方を、
さまざまな視点で切り取り、伝えていく。
ここでの出会いと発見を、
ひとりひとりが日本の未来を考えるきっかけに。
それが、“みんなの2020”です。

東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで

2018.01.09

[三重県]自分たちのバスケットボールで先輩たちを超える

三重県の鈴鹿市立創徳中学校。体育館の中で、キュッ、キュッとシューズの音が鳴る。男子バスケットボール部の練習が行われている。2016年、全国大会ベスト16という、全国屈指の強豪チームだ。

そして2017年。好成績を残した先輩たちは卒業。代替わりしたバスケ部は、先輩たちを超えるため、練習に励んでいる。

3年生でキャプテンの馬場俊介さんのポジションは、PG(ポイントガード)。

バックコートからフロントコートへボ―ルを運び、命令をして攻撃をする。「ちゃんと命令どおりに攻撃ができると、うれしい気持ちになる」(馬場さん)

2年生の今野凌さんのポジションは、C/PF(センター/パワーフォワード)。

中に切り込んで、勝負するポジションだ。「リバウンドをとったり、何人かを抜いてシュートを決めたりするのが楽しい」(今野さん)

二人の出会いは、小学生の頃にさかのぼる。ミニバスケットボール(通称ミニバス)のチームで知り合って以来の、関係だ。
実は、部活にしては珍しく、「上下関係」がほとんどない。「小学校が同じだったり、ミニバスで一緒だったり。中学まで続いて仲がいいので、上下関係はほとんどない」(馬場さん)。
実際、2年生の今野さんは、今でもキャプテンの馬場さんのことを小学生の時と同じく、「シュンちゃん」と呼ぶ。

仲のよいチームではあるが、少し先輩たちとは差があるようだ。「(去年の3年生は)身体能力の高い子がそろっていました。今の子たちは、正直、そこまで身体能力に恵まれていない」そう指摘するのは、創徳中バスケ部の顧問・田中康夫先生。

しかし、田中先生は、彼らにも強みがあると言う。「たとえば、朝練に早く来る。そういう地道な努力は結構する子たち。強くしてやりたいという気持ちに、すごくさせる子たちです」(田中先生)

なかなか成績が振るわなかった創徳中バスケ部に転機が訪れたのは、2016年12月のこと。大阪での試合で、馬場キャプテンの指示のもと、コートに立った仲間それぞれが自分の役割を果たすプレーができた。

「その試合で、心が一つになったかなとは思いました」(馬場さん)

先輩を超える。目標は先輩たちの実績を上回る、全国大会ベスト8とした。そのために、自分たちがどんなバスケットボールをやるべきか、考えた。声をかけあって頑張る。「自分だけが攻めるのではなく、みんなが均等に攻められるチームにしたい」(馬場さん)。

創徳中バスケットボール部は、自分たちの戦い方を見つけたようだ。

▼インタビュー映像:
創徳中学校男子バスケットボール部の選手と顧問が、チームの成長とこの先の夢を語る

▼ビューティフルジャパン 三重×バスケットボール
http://panasonic.jp/bj2020/mie/

ビューティフルジャパン公開日:2017年6月16日


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