ひとりひとりの2020に出会う。

2020年という、日本にとって特別な1年に向けて
スポーツを通じた絆を、
競技を支える人たちのドラマを、
世界に誇る日本の文化や芸術を、
誰もが参加できる社会貢献のあり方を、
さまざまな視点で切り取り、伝えていく。
ここでの出会いと発見を、
ひとりひとりが日本の未来を考えるきっかけに。
それが、“みんなの2020”です。

東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで

2018.01.09

[富山県]自分たちらしい自由なプレーで、強いハンドボール部を目指す

ハンドボールが盛んなことで知られている、富山県氷見市。氷見市立西條中学校・男子ハンドボール部は、地域を代表するハンドボール強豪チームのひとつで、北陸地方はもちろん、全国にその名をはせている。

「小学校からハンドボールをやっている人が九割います」 そう話してくれたのは、3年生の砂山暖(すなやま・はる)さん。「(自分も)小学校3年生からはじめました。面白そうだったので」

3年生の元キャプテン・坂下爽芽(さかした・そうが)さんは、小学校5年生でハンドボールをはじめた。きっかけは、友だちに誘われて体験したこと。「とても楽しそうだったのではじめました」

二人は、ハンドボールの魅力を、その迫力あるプレーだと言う。「自分の好きなところは走ったり投げたり跳んだり、たくさんの動作があるところ」と坂下さん。一方、砂山さんも、「激しく当たったり、思いっきり走ったり、シュートをうつところ」を見て欲しいと語る。

「ハンドボールは、身長の高い選手と低い選手の差が、他の競技に比べて、有利不利につながらない競技です」 そう話すのは、ハンドボール部顧問の三﨑篤志先生。「工夫の仕方とかテクニック次第で、小さな選手でも大きな選手を倒すことができるところが魅力です」

三﨑先生によれば、ハンドボールが盛んな背景として、地域としての取り組みや人のつながりの強さがあるとのこと。「小学校でハンドボールのチームがいくつもあるので、他の県よりは触れる機会が多いです。氷見市全体でハンドボールをサポートしてくれているのは、一番大きな強みだと思います。全国大会上位の選手だった一流プレイヤーたちが、地元に戻って指導する立場にあたっているのも大きいですね」

西條中学校・男子ハンドボール部の特長は、型にはまらない自由なプレースタイル。例えば、そのプレーの中で、パスをするか、シュートするか、迫られたときに自分でどちらが最善なのかを判断する。「チャンスがあれば、打つ。型にはめたようなパスではなく、自由な動きの中からパスしてもいい。西條の自由なハンドボールが、これから多くの人の目に触れると楽しいんじゃないかと思います」(三﨑先生)

2017年の秋、3年生は引退して、2年生主体で新たなチームが始動。新キャプテンの2年生・坂下友偉(さかした・ゆうい)さんは、「個人も、チームももっと強くしたい」と意欲を語る。また、2年生の杉本偲哉(すぎもと・しいや)さんは、「先輩に比べて技術は少ないけど、誰かが得点を決めたときに、みんなで盛り上がれるようなチームを目指したい」という。

最後に、3年生の二人に、これからの目標を聞いてみた。「将来の目標は、オリンピックに出ることです。見ている人を驚かせるような選手になりたい」(砂山さん) 「ぼくは、部活であきらめないということを学んだので、将来は何ごともあきらめず、取り組んでいきたい」(坂下さん)

後輩にチームを託した3年生は、この先の夢に向かって進んでいく。そして2年生たちは、先輩に負けない新しいチームづくりに向けて動き始めている。

▼インタビュー映像:
氷見市立西條中学校男子ハンドボール部の選手と顧問が、型にはまらない自由なプレーを語る

▼ビューティフルジャパン 富山×ハンドボール
http://panasonic.jp/bj2020/toyama/

ビューティフルジャパン公開日:2017年10月27日


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