ひとりひとりの2020に出会う。

2020年という、日本にとって特別な1年に向けて
スポーツを通じた絆を、
競技を支える人たちのドラマを、
世界に誇る日本の文化や芸術を、
誰もが参加できる社会貢献のあり方を、
さまざまな視点で切り取り、伝えていく。
ここでの出会いと発見を、
ひとりひとりが日本の未来を考えるきっかけに。
それが、“みんなの2020”です。

東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで

2019.03.01

コカ・コーラレッドスパークスが目指すホッケー日本代表と金メダルへの夢

企業カラーの赤(レッド)と、炭酸飲料みたいにはじける(スパークする)刺激的なプレーから名づけられた、コカ・コーラレッドスパークス。広島県広島市を拠点に活動しているホッケーチームだ。日本リーグでもトップクラスの実力を持ち、日本代表選手も所属している。広島県の代表として挑んだ2018年の国民体育大会(福井しあわせ元気国体2018)では優勝を飾った。そんな強豪チームを訪ね、キャプテンの大田昭子(おおた・あきこ)さん、浅井悠由(あさい・ゆう)さん、河村元美(かわむら・もとみ)さんに話を聞いた。

「みんな明るく元気で、細かくパスをつないで得点までいくのが、私たちのプレースタイルだと思います」。キャプテンの大田さんがチームの特徴を教えてくれた。

「他のチームに比べてとすごく明るい雰囲気で。上下関係もしっかりしているところはあるんですけど、接しやすいというか、チーム内の選手同士の関係もすごく良いと思います」(河村さん)
「社会人チームでレッドスパークスだけ自分のホームグラウンドを持っているんです。一面持っているので、いつでも好きな時間に使えます」(浅井さん

レッドスパークスには、『良き社会人・良き企業人・良きアスリート』というチームのモットーがある。
「やっぱりホッケーをさせてもらっているのも、会社あってのことだと思います。しっかり感謝の気持ちを忘れずにホッケーをしないといけないと、常日頃感じています」(大田さん

「仕事もしっかりすることが大切だと、常に先輩たちに言われているのですが、特に意識するようになった言葉があります。 『仕事を見れば、どんなアスリートかが分かる。』これは会社の先輩から言われた言葉です。あいさつや礼儀、そして仕事でお客様と触れ合ったりするなかで、どんなアスリートなのかが分かると言われました。それを聞いて、ホッケーだけでなく、仕事もしっかりしなくちゃと思い、日々生活しています。」(浅井さん

チームの課題を大田キャプテンに訪ねると、少し意外な答えが返ってきた。「みんな調子がいいときはすごい強いんですけど、調子が良くないときは本当にとことん悪くて。その波がなければもっとよいチームになると思います。そして自分たち専用のコートがあるとか、寮に住まわせてもらっているとか、今恵まれている環境が当たり前になってしまっているところもあるので、意識も変えていかないとなと思います。感謝の気持ちを持って取り組めていないからプレーにも出ているのかなと、がむしゃらになってプレーができてないのかなっていうのは感じます」(大田さん

自分が置かれた状況と、どう向き合うのか。チームのモットーは、生き方そのものを問うものだった

競技と仕事にどう向き合うか。どう両立するか。会社員アスリートであれば避けられないテーマだ。しかし「競技漬けの毎日」では得られない好影響もあるという。働きながら競技をするとは、どういうことなのだろうか。

「サポーターがいっぱいいるところです。会社の人たちや周りの人がすごく応援してくださったり、サポートしてくださったりしているのが、ありがたい。その分自分たちが一生懸命になって、絶対負けられないっていう気持ちは強いです。私は新入社員なので、会社では頼りないんですけど、ホッケーになると全力で戦っています」(河村さん

ずっと毎日仕事もなくホッケーだけをしていたら、たぶんここまで続けてこられなかったと思います。ホッケー以外の時間もあるので、ホッケーをした時にやっぱり楽しいなと感じることが多いと思います」(大田さん

東京2020オリンピック、ホッケーは男女ともに開催国として出場権を獲得している。個人としての目標を聞いた。

「ずっとオリンピック出場を夢見て頑張っていたんですけど、なかなか選ばれることができずに...。でも東京って決まった時にやっぱりもう一度オリンピック目指したいという気持ちが強くなりました。今、誰が(代表に)選ばれてもおかしくない状態なので、そこを負けないようにしたいです。経験は誰よりも積んでいると思うので、経験を活かしたプレーができるように心がけています」(大田さん)

「私はリオ2016オリンピックで最終まで残ったんですけど、最後はバックアップメンバーという形でメンバーに選ばれませんでした。東京2020オリンピックには必ず出場してメダルを獲るっていう目標は自分の中にしっかりあるので、たくさんの方に注目してもらえるように、もう少しホッケーを広めていけたらいいかなと思います」(浅井さん)

「私はリオ2016オリンピックには出たんですけど、そこで何もできなかった自分っていうのがすごく悔しかったので、次は同じ思いをしないために、チームとしても個人としても、もうちょっとスキルをあげて、東京2020オリンピックで金メダルを獲れるように、しっかりレベルアップをしたいです」(河村さん)

チームメイトでも、日本代表を目指す選手としてライバルにもなる。東京2020オリンピックまでもうすぐ600日(2018年11月22日現在)、チームとして、個人として、どんなプレーを魅せてくれるのか、彼女たちに注目していきたい。

▼インタビュー映像:
コカ・コーラレッドスパークス。仕事との両立を大切にしながら、彼女たちはそれぞれの思いで東京2020オリンピックを目指している。

ビューティフルジャパン公開日:2018年11月22日


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