ひとりひとりの2020に出会う。

2020年という、日本にとって特別な1年に向けて
スポーツを通じた絆を、
競技を支える人たちのドラマを、
世界に誇る日本の文化や芸術を、
誰もが参加できる社会貢献のあり方を、
さまざまな視点で切り取り、伝えていく。
ここでの出会いと発見を、
ひとりひとりが日本の未来を考えるきっかけに。
それが、“みんなの2020”です。

東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで

2017.12.01

石川県小松市で、夢にむかって、トランポリンで自分の限界に挑戦する

「小松イルカクラブ」は、石川県小松市で競技トランポリンの選手育成に取り組んでいる。トランポリン日本代表を輩出し、全国大会でも好成績をおさめる、全国屈指のクラブだ。現在も、全国トップレベルの選手が練習に励んでいる。

田中沙季さんは、2017年8月に開催された第3回全日本トランポリン競技ジュニア選手権大会の女子13~15才で優勝。名実ともにジュニアのトップ選手だ。「兄がトランポリンをやっているのを見て楽しそうだと思ってはじめました。とにかく楽しかったです。怖いという気持ちはなくて、空を飛んでるみたいな感じ」(田中さん)

小田原由佳さんは、田中さんとともに切磋琢磨する仲間の一人。第3回全日本トランポリン競技ジュニア選手権大会では、彼女の活躍もあり、小松イルカクラブは団体優勝を決めている。小田原さんは、トランポリンについて、ミスをしても、「大丈夫、大丈夫」と励まし合えるところがいいと言う。

二人を指導する岸直美監督は、トランポリンを「シビアな競技」だと語る。「10本連続してやらないといけないのですが、その間に失敗があると、そこで終わってしまう。どれだけ練習をしてきても一本で終わってしまったり、最後までいっても着地で失敗してしまったり。やり直しのきかない緊張感のある競技だと思います」

岸監督は、小松イルカクラブの選手たちに対して、みんなで頑張っていく気持ちとあわせて、個人で限界まで挑戦する気持ちも育てていきたいと言う。「空中では、誰も支えてくれない。床も手も支えてくれないから自分を信じるしかない。精神的な強さも育てていきたいと思っています」

そんな精神面の強さは、田中さんの競技中の集中力からもうかがえる。「大会では音楽が鳴っているけど、跳ぶ前は聞こえてても、跳んでいる時は全然聞こえません」と田中さん。トランポリンの上では、ただ跳んでいる自分自身に集中する。

実は、小田原さんには、跳べなくなった時期がある。一回、まわれなくなった技を怖いと感じたそうだ。しかし、絶対できると思って続けた小田原さんは、恐怖を克服。「難度を上げていかないと、ライバルにもだんだん負けていってしまうから、挑戦してみようと思います」。小田原さんの精神的な強さが、その向上心につながっているようだ。

田中さんと小田原さんの目標は、オリンピックへの出場。「今はまだ無理だと思うけど、将来は出場できるようになりたいです」と田中さん。小田原さんも、「(オリンピックに出て)ほかの子たちにもトランポリンのすごさを伝えたい。達成感を味わって、うまくなりたい」と語る。

二人は、オリンピックという夢に向けて、仲間同士で気持ちをあわせ、そして自分を信じて高く跳び続ける。

▼インタビュー映像:
小松イルカクラブの選手と監督が競技の奥深さとこれからの夢を語る。

▼ビューティフルジャパン 石川×トランポリン
http://panasonic.jp/bj2020/ishikawa/

ビューティフルジャパン公開日:2017年10月27日


Panasonic
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「ビューティフルジャパン」は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向かって、この美しい国をひとつにするプロジェクト。日本全国のアスリートたちのチャレンジを応援していきます。