ひとりひとりの2020に出会う。

2020年という、日本にとって特別な1年に向けて
スポーツを通じた絆を、
競技を支える人たちのドラマを、
世界に誇る日本の文化や芸術を、
誰もが参加できる社会貢献のあり方を、
さまざまな視点で切り取り、伝えていく。
ここでの出会いと発見を、
ひとりひとりが日本の未来を考えるきっかけに。
それが、“みんなの2020”です。

東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで

2019.03.22

「誰もが自己ベストに挑める社会」へ 人材サービスのパソナグループが2020に取り組む理由

写真提供:株式会社パソナグループ

昨年1月、株式会社パソナグループが公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京2020スポンサーシップ契約を締結した。

人材派遣のリーディングカンパニーである株式会社パソナを中心に、国内外で約60のグループ会社を展開する総合人材サービスのパソナグループが東京2020オリンピック・パラリンピックでどんなことを担うのか? そこには多様化する日本人の働き方や個人のライフスタイル、時代の変化に応じた新たな価値観と密接なつながりがあった。

2020が社会に遺すレガシーとは?

「パソナグループでは、1976年の創業以来『社会の問題点を解決する』という企業理念のもと、ダイバーシティを推進し、一人ひとりが夢と誇りを持って活躍できる機会を創造し続けてまいりました。2020年に行われる東京オリンピック・パラリンピックはこうした弊社の理念からも大きな転換期になると考えています」

パソナグループ常務執行役員で広報本部長の髙木元義氏は、「パソナグループが東京2020オフィシャルサポーターを務める理由」についてこう述べる。パソナグループの契約カテゴリーは人材サービス。オリンピック・パラリンピックと人材サービスと聞いた際にパッと浮かぶのは、すでに募集を開始しているボランティアだが、こちらの主体はあくまでも組織委員会。パソナグループが培ってきた研修ノウハウなどのサポートは惜しまないが、その取り組みは多岐にわたる。

「働き方改革が話題になっていますが、総合人材サービスのパソナグループが社会に果たすべき役割は、雇用を通じて人を活かし、人々の心豊かな生活を創造する"ライフプロデュース"だと考えています」

髙木氏は1964年の東京オリンピックが日本を大きく変えたように、東京2020も後年振り返ったときにまた別の意味で大きな変化のきっかけ、変革の象徴となるのではと話す。

「オリンピックのレガシーということがいわれますが、1964年のオリンピックでもレガシーと呼べるものがたくさんありました。交通機関や設備、建築物もそうですが、選手村の食事提供サービスがファミリーレストランのセントラルキッチン方式を生むなど私たちの生活、働き方に影響を与えたものもたくさんあったと聞いています。東京2020ではインフラ、ハード面よりもソフト面でのレガシーが多く遺ると予想しています。そこに関わる"人"を中心にした社会変革をサポートし、引っ張っていくのがパソナグループの役割ではないかと感じています」

東京2020組織委員会のお仕事あります

パソナグループが東京オリンピック・パラリンピックに向けて実際何をしているのか?
「一番大きいのは、大会中に8000人規模になるといわれている大会組織委員会への人材派遣です」

開幕を1年半後に控え準備が着々と進む現在も組織委員会ではさまざまな職種の働き手が必要とされている。パソナグループの『東京2020オリンピック・パラリンピックファミリー人材派遣のお仕事特集』という特設ページには、組織委員会に関わる仕事が並んでいる。

東京オリンピック・パラリンピックに仕事で関わりたい人がその夢を実現する入り口を提供しているわけだ。

「オリンピック・パラリンピックの仕事といっても直接的にスポーツに関わる仕事ばかりではありません。職種や雇用形態もさまざまで、たとえば海外からの来賓、VIPをアテンドするスポンサーシップ・プログラムのお仕事では英語力やおもてなしの心が求められます」

オリンピック・パラリンピック部の村田雄佑部長はパソナグループがオフィシャルサポーターとして提供している実際のサービスをこう説明する。
「組織委員会のお仕事に限らず、オリンピック・パラリンピックファミリーのお仕事もパソナで紹介しています。多数の来日が予想される外国人観光客をおもてなしする、この機会に日本を知ってもらう文化体験を提供するという企業のお仕事もあるでしょう。オリンピック・パラリンピックを契機にこれまでになかった仕事が生まれ、多くの人が『実はやってみたかった』『こんな仕事をやりたかった』という新たな可能性に気が付くこともあると思うんです」

パソナグループでは、人を中心とした働き方、『人を活かす』ということをベースにさまざまな施策を継続的に行っている。オリンピック・パラリンピックへのサポートも大きな視点で見ればその一環というわけだ。

すべての人が「自己ベスト」に挑戦できる環境づくりのきっかけを

写真提供:株式会社パソナグループ


「企業依存型から個人自立型社会へということがいわれている中で、自身の職能を活かして2社、3社で複業をするのが当たり前になったり、リモートワークなど新しい働き方も定着していきます。こうした社会で多くの人たちの新しいチャレンジをサポートできるような役割を果たしたいというのがパソナグループの思いです」

超高齢社会を現実的に捉え、シニア人材を応援する『65歳からの入社式』、「才能に障害はない」をコンセプトに障害者の才能を世の中に活かす『パソナハートフル』、パソナグループが継続的に取り組んできた事業の多くがオリンピック・パラリンピックの理念に通底している。

髙木氏が言葉を継ぐ。
「弊社では、アスリートの競技と仕事の両立を支援するパソナスポーツメイト事業を積極的に行っています。家庭、選手、仕事、学生の4足のわらじで新しいキャリアを築いている陸上競技の寺田明日香選手(https://asuka-terada.jp/) や、ビーチバレーの草野歩選手(https://ayumi-kusano.com/)のサポートはまさに彼女たちの挑戦を応援するものです。オリンピック・パラリンピックに出場するアスリートではなくても、日本の社会全体が『自己ベスト』に挑む、挑めるような働き方、生き方ができたら素晴らしいですよね。弊社では『Pure』『Passion』『Power』を人材育成や評価基準の基軸としているのですが、オリンピック・パラリンピックが東京で開催されるに当たって、新たなことや変化に挑戦する人をサポートできればと思っています」

「今から23年前の今日、私の故郷でもある神戸で阪神・淡路大震災が起こりました。絶望の淵にあった神戸を、真っ先に励ましてくれたのは、スポーツでした。パソナグループの仕事は『人を活かす』ことです。仕事を通じて、一人ひとりが才能・能力を発揮し、豊かな人生を育むことを応援しています。そして今度は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 オフィシャルサポーターとして、スポーツ選手たちの夢や志を応援すると同時に、日本の未来を応援していきます」
2018年1月17日、スポンサー契約締結に当たりパソナグループの南部靖之代表が語った言葉にもあるように、東京2020オリンピック・パラリンピックは世界中のトップアスリートが集結する祭典であると同時に、そこに集う人たち、関わったすべての人たちの次の時代に向けた新たな挑戦の始まりでもある。


Yahoo! JAPAN
みんなの2020

スポーツや文化・芸術、社会貢献に関する、2020年に向けた「挑戦」を伝えます。 ひとりひとりが日本の未来を考えるきっかけに。それが、“みんなの2020”です。